2021年牡牛座満月です!

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2021年11月19日 17時57分で牡牛座満月になります。

月が牡牛座27度、太陽が蠍座27度で、180度の角度をとって満月となります。

今回の満月は月蝕です。月蝕は、太陽・地球・月の並びがほぼ水平となり、太陽の光が地球に遮られるかたちで月に届きます。つまり、まんまるの満月に地球の影が映り、暗く見える現象が起こります。
今回は、月蝕とともに月が東から登ってきますので、夕方に天体ショーを見るのも楽しみですね。

さて、月蝕は普段の満月よりも人々の無意識に働きかけるものが大きいと言われています。

今回の満月はわたしたちの無意識にどのような働きかけがあるのでしょうか。

牡牛座の月・蠍座の太陽

牡牛座に月があるときは五感を使って自然を感じてみることにむいています。また、先祖から受け継いだ自分の中にある才能や資質に気づきやすいとも言われます。この月の無意識状態に太陽の意図が180度反対側から入り込んでくるのが満月です。
蠍座の太陽は、自分に欠けた要素を自分以外の何物かと一体化することでその才能や資質を吸収し、自分のものとしていく意図があります。
もともとの自分の才能・資質と、自分にはない外部から取り入れるべき才能・資質というものをハッキリと認識して、足りないと感じるものを積極的に取り入れていくことに力を注いでいくことになりそうです。
また、月は12ハウスという無意識領域を表すハウス、太陽は6ハウスという実務的な行動を表すハウスに位置しますから、普段ならやりそうにもない、あまりできないんだけどなぁ。。。と、思っているようなことを実際にすることによって、無意識に刷り込んでいく効果がありそうです。
自分の中に備わるもともとの才能・資質はそのままに、欠けていると感じる才能・資質を誰かをお手本として実際にやってみる。そんな行動がツキを呼び込むラッキーアクションになりそうです。

満月に90度で関わる水瓶座木星

この満月には、90度で水瓶座の木星が関わります。
いわゆるTスクエアというアスペクトができあがっています。
Tスクエアは葛藤の多いアスペクトと言われますが、先の月と太陽の180度関係にどのような影響をもたらすでしょうか。
水瓶座木星は、世の中に普遍的な価値を広めていく作用があります。
普遍的な価値というのは、どんな場所、どんな時間にあっても変わらない価値です。ずっと昔から、この先の未来まで日本でもアメリカでも中国でもオーストラリアでもどんな場所にあっても変わらない価値のことです。
範囲が広すぎて認識しずらいかもしれませんが、世界中どこにでもある人の温かみや、共感力、洞察する力などとイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。
この普遍的価値を広めようとしている木星が満月に90度で関わっています。90度とは横から突っ込んでくるようなイメージです。
自分の中に備わるもともとの才能・資質はそのままに、欠けていると感じる才能・資質を誰かをお手本として実際にやってみる。
ここに、横から突っ込んでくるのは、世界中どこにあっても変わらない価値観も併せて考えてね。です。
つまり、自分の才能と、自分に欠けたものだけを考えるのではなく、それは世界中、または宇宙においても同じ力を発揮する才能なのかを考えること。
難しいですねぇ。。。水瓶座の木星が要求していることは、殻に閉じこもらずにローカルな地域性に拘らずにもっと本来の意味で自由にやっちゃってよ!ということです。
この世界ではこれが正解。という枠を超えていくことが課題です。
さぁ、何か思い当たることはあるでしょうか。

火星と天王星が180度

今回の満月図の特徴としては、蠍座の火星と牡牛座の天王星が180度のアスペクトをとっていることがあります。
火星の意欲を天王星が真正面から煽ります。火星の行動力にかかる制限をとっぱらいます。蠍座火星は、ひとつの物事を深く深く掘り下げていこうとする意欲があります。それに対して牡牛座天王星が煽るのです。
何かに集中してエネルギーを使っていると、先祖代々受け継がれたカルマや、肉体的に刷り込まれたクセというものが壊れていき、刷新されることがあるかもしれません。

まとめ

今回の満月では、自分自身の持っている才能・資質をどう生かしていくのかをより深いところから考えさせられる満月となりそうです。
月蝕ですから、この影響は約半年にわたり強く続くと考えてよいでしょう。
すでに、その影響を受けてこれらのことに取り組み始めている人も多いことと思います。
「まさか私はこんなことには向いていない。」
「私が一番やりそうにないことかもしれない。」
と思うようなことこそ、集中して掘り下げてみてください。
それがあなたの眠った才能を目覚めさせるきっかけとなるでしょう。
6ハウスの太陽ですから、【実際にやる】ということが大事です。
自分ではやりそうにもないことや、普段やろうとしてもなかなか習慣化できないことを、毎日の習慣になるように取り組んでいくことが今後のあなたの人生を変えていくことになるでしょう。

可能性の種は誰もが持っています。
その種を育てるのは、いつもあなた自身です。




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