ピンクとブルーのカップワーク

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女性性と男性性

5月の初め頃でしたか。。。
どうも、現実世界(地上世界)のなにかしらが不穏な空気と言いますか。。。
周囲がザワザワしている感覚がありました。
その原因を変性意識と夢で探っておりました。

どうも、原因は女性性の暴走。。。

ひとりの人間の意識には、その人の見た目が女性であろうと、男性であろうと、両方の性が存在しています。
そのどちらの性が強く出るかというのは、その人の意識状態によると思います。
もちろん、女は女らしく、男は男らしくという教育によって、どちらかの性だけを発達させたり、表に出している人もたくさんいらっしゃると思います。

ですけれど、本来の人間というのは、その両方の性をバランスよく発揮することができるものなのだと思います。両方の性をバランスよく発揮することができて一人前、一人の人間と言うことができるんじゃないかと私は思っています。

夫婦というものを考えたときに、夫が男性性、妻が女性性を担って二人で一人前として社会生活を営んでいくというのもひとつの方法かな、とも思います。
だけど、実際には夫婦間では、激しく男性性と女性性の担い方が入れ替わっていることが多いような気もします。それはやっぱり、一人の人間として両方の性を持っているわけだから、どちらか片方の性だけを発揮して生きていくのは無理があるからでしょう。バランスの取れた夫婦関係というのは、時と場合によってお互いの性が入れ替わることができる関係なのかもしれないと思っています。

女性性の暴走

女性性の暴走とは。。。
つまりは、ヒステリーというものかな。。。と、思っているんですが、最近はヒステリーという言葉は使わなくなったそうですね。解離性障害というそうです。

解離性障害とは。。。
心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う神経症の一種です。自分が誰か理解不能になったり、複数の自己を持ったりする病気です。
女性に特有の疾患との誤解から子宮に原因があると誤って信じられていた頃と異なり、現在ではヒステリーではなく、解離性障害と身体表現性障害に分類されます。

心的外傷、つまり心が傷つくということだと思いますが、心が傷つくことから守るために自己同一性を失う。ということですけれど、そもそも人は男性性か女性性のどちらかに自己同一化していることが多いです。
例えば、女性が(当たり前なんですけれど)自分が女性だと思って生きてますよね。で、普段から女性らしく生活して、女性らしく生きてるんです。だけど、生きていく上で、どうしたって自分の中の男性性を発揮しなきゃならない場面がやってきます。それは、今までにやったことのない何かを始めるときに必要だったり、大勢の中でどうしても意見を主張しなきゃならないときだったりします。または、大切な人を守るために強い態度に出なければならないときかもしれません。
そんなときに、うまく自分の中の男性性が発揮できずに、何も始められず、意見も主張できず、強い態度に出ることもできず。。。となると、どうでしょう。自己嫌悪に陥り、自分自身を責めるのではないでしょうか。
「どうして、あの時始められなかったんだろう。」
「どうして、ちゃんと言えなかったんだろう。」
「どうして、もっとハッキリした態度を取れなかったんだろう。」

こうやって考えているうちに、女性性は自分の中にある男性性を責め始めます。
「どうして、あの時始めてくれなかったの!」
「どうして、ちゃんと言ってくれなかったの!」
「どうして、もっとハッキリした態度を取ってくれなかったの?!」

そもそもうまく発揮でいていな男性性です。言い返すことなんでできません。

すると、女性性はこう言います。
「あなたは私を守ってくれないのね!」

女性性は受け身ですから、守られてナンボです。
守られていないということを知ると、女性性は深く傷つきます。
傷ついた女性性は、男性性を責め続けます。しかし、男性性が発達するチャンスもありませんし、そもそも自分の中にそういった男性性があることにすら気づいていない場合がほとんどですから、この女性性は傷ついて悲しいというエネルギーをどこに向けることもできず、ただただ傷ついていくんです。
同時に、自分が女性であること、女性性に自己同一化していることを嫌悪しはじめます。
そして、この葛藤は自分の中だけに収まることはなく、周囲の人たちに投影されます。
周囲に「わたしを守ってくれなかった」男性を見つけると、本当はその男性は無関係であるにも関わらず「あなたは私を守ってくれないのね!」という責めが向かいます。
これを、私は女性性の暴走と言っています。
夫婦間では、それはよくあることかもしれません。

解離性障害とされている、自分が誰か理解不能になるというのは、自分が女性として女性性に自己同一化して生きていくことへの理解が不能になることなのかな、と思いますが、本当はちゃんと男性性も持っていていて、男性性をちゃんと発達させれば大丈夫ということを知って、理解すると良いのかもしれません。

複数の自己を持つ病気とされていますけれど、人間だれしも意識の中では複数の自己を持っていると思います。
それこそ、男性性と女性性の両方は持ち合わせているわけですから。それをバランスよく統合させていくことが必要なのだと思います。

夢で指示されたワーク

で、ある日、夢を見ました。

食器棚からピンクとブルーのカップを取り出している夢です。
ピンクとブルーのカップを取り出して、テーブルに置き、水を注ぎます。
注いだ水の中を覗き込み、水を飲みます。

最初はこの夢は何を意味しているのかはわからなかったんですが、どうもこれを男性性と女性性の統合のワークとして提示されたということでした。

夢で指示されたワークでしたので、さっそく夢サークルのみなさんにも取り組んでもらいました。

※現在は、サークルの新たなメンバー募集はしておりません。


サークルメンバーさんは、なぜこんなことを指示されてるのか、意味不明だったかもしれませんが、このブログが種明かしです。

正直に言って、このワークをしたからといって、ただちに女性性と男性性の統合ができるかというと、答えはNoです。
そんな簡単にできることではありません。
ただ、このワークを通して、自分が自分の中にある女性性、男性性をどう捉えているかは少しわかるのではないでしょうか。

私も含め、サークルメンバーさんには1週間ほど取り組んでもらいました。
カップを取り出す食器棚が毎回違っていたり、(これも実は重要な意味がある。)ピンクとブルーのカップを並べて置くことに苦戦したり、水はどこから入れるのかも毎回違っていたり、そもそも水でない場合も。。。(笑)
カップの中を覗くと、それはそれは面白くて意外なものが映っていたり。。。。
クライマックスの水を飲むところでは、「どうしても。。。。飲めない。。。。」となることもあるんです。

ひとつひとつの解釈を付けていくことも可能ですが、まずは、そのイメージが出てきたことを受け止める。そのイメージが意外なものだったとしても、それはそれで受け止める。それをするだけでも、地上世界のあれやこれやが変化してきます。すぐにではないですが、徐々に変化していきます。

よかったら、みなさんも試してみてくださいね(#^^#)

今日も、お読みいただいてありがとうございました。


本日の記事に参考にした書籍。

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