五芒星まみれの正十二面体を作りたい!
12月に入ってから、クリスマスツリーを飾るために、綿棒で「星の種」を作っております。
こんなの。
可愛いでしょ?
小星型十二面体です。通称「星の種」
星型正多面体(ほしがたせいためんたい)は、ドイツの数学者ヨハネス・ケプラーが最初に発見した、各面が互いに交差する凸でない正多面体である。
で、これを作っている間に、小野満麿さんのYouTubeを見てしまったものだから、突然「やりたい~~~!」と、なってしまいました。
星の種に、星の籠を乗せる。ですって?!
ちなみに、星の籠とは、こちら。
この「星の種」と「星の籠」を合体させるということですよ!
さぁ!やりましょう!と、思ったら午後から人参の袋詰めをしなくちゃならない。
うー、これは仕事だからしょうがない。。。と、思っていたら、期末テストが終わり、足を怪我した高校生の息子が暇そうにしているではありませんか!
ついでにお友達も誘って、一緒に人参の袋詰めしてもらいました。
最近の高校生は何を考えてるのか。
私はわりと、息子と話をする方だと思ってます。息子もわりと何でも話してくれるので、かなり良い話し相手になります。
そういえば、息子が3歳くらいのときは、もうほんとに何を考えてるのかわからないし、行動も意味がわからないし、話は通じないしで、これがいつまで続くんだろう。。。と、不安になりましたが、あと10年もすればきっと良い話し相手になる!と、自分を励ましながら育ててましたね。
どうやら願いは叶ったようです(#^^#)
で、確かに良い話し相手にはなるのですが、そこはやはり息子だって母親と話すときと友達と話すときは言うこともテンションも違います。私も母親として話をすることが多いですし、どうしても上から目線になりがちです。
しかし、占星術の勉強をしていると、冥王星のサインによってどんな世代間ギャップがあるのか、ということについて考えるようになります。
私は冥王星が天秤座世代。息子は冥王星が射手座世代。
天秤座世代は49歳~39歳くらいまで(2021年現在)
射手座世代は26歳~13歳くらいまで(2021年現在)
最近、射手座世代の話を聞く機会が多く、実際に冥王星射手座世代は今の世の中をどんな風に感じているのかを聞いてみたくなりました。
私の感覚ですが、冥王星天秤座世代というのは、良くも悪くも周囲との関係性を重視して、世の中でどのように自分が振る舞うのか、世の中でどのような立ち位置を取るのかがすごく気になる世代だと思っています。天秤座のバランス重視が何事にも反映されていると考えてます。ですから、例えば進学する高校を選ぶときも、自分の成績が全体のどのあたりにあって、その場合はどの学校へ進学するのが適切かということを考えていたようにも思います。
自分が何を成し遂げたいかということを重視する人ももちろんいるんですが、世代全体に流れている雰囲気がそのように思います。
その冥王星天秤座世代が、冥王星射手座の後半世代の子育てをしていると、子供たちが思いもよらないような、考えられないようなことをしているような気分になるようです。「子供の育て方を間違ったかな?」と考える人も多いように思います。
ママ友と話していても、「どうやって育てたらいいかまったくわからーん!」という人も多いです。
結論としては「仕方ない、自由にさせる。」というところに落ち着いていっているように感じます。
そんな背景もあり、最近の高校生は何を考えているのかな。と、純粋に興味があり、いろいろとインタビューしてみたりしているわけです。
上から目線というわけではないけれど、「お母さんとか、もうちょっと上のお祖母ちゃんたちの世代は【石の上にも三年】っていって、なんでも3年は頑張って続けましょう。っていうことをよく言われてたけど、あなたたちは嫌なことを3年も我慢するなんて頭がおかしい、って思ってるでしょ?」という話を振ってみたら。
「あぁ、【3年ルール】な、知っとるで、そういうのがあることは。。。でもなぁ。。。俺らの場合は【あ!単位落とした!3秒以内に拾ったら大丈夫やろ。】やで。」とのたまう。。。
つまり、何か落として3秒以内に拾って食べたら大丈夫なのと同じで、何か失敗しても3秒以内に飲み込んで、くよくよしない、次の手を考える。のだそうです。
3年ルールが3秒ルールに変わっているとは。。。ものすごいギャップを感じます。
地球に生まれてよかった!。。。のか?
とか、くだらないことを、息子とその友達たちと話をしているうちに、息子が自己分析を始めました。
最近、足を怪我したこともあり、珍しく内向きな気持ちになっているようです。
自分は何をするにもスムーズに事が進まない。
計画を立てても、計画通りに進むことはなく、紆余曲折、遠回り、空回り。と思っているようす。。。
「ほんま、オレって目的地に着くまで時間かかるよなぁー!」
「あー、でも地球に生まれて良かった!だって、どんな遠回りしても絶対に目的地には着くやん。丸いから。」
ですって。
どうやら息子は目的のために地球規模で動いているようです(笑)
なんだかとっても射手座っぽく思えて笑いました。
多面体をよく観察すること
そんな話をしながら、お手伝いをしてもらい、私は予定よりも早く帰ることができたので、綿棒多面体づくりをすることができました。
完成したのはこちら。
五芒星まみれの多面体なんだけれど、よーく見るとこの中に立方体が隠れているのがわかります。
これを見るとわかりやすいかな。
わかりにくいですけれど、ピンクの綿棒で立方体の輪郭を浮きだたせています。
この視点を持った状態で上の画像を見ると、その中に確かに立方体があることがわかります。
私が綿棒多面体づくりにハマってしまっている理由のひとつは、視点が違うと見えるものが変わる。ということを実際に体験できることです。
私たちは自分が見たいものしか見ないということに慣れきってしまっています。
自分の考え方が正しいと思い込むと、それ以外の考え方はすべて間違っていると思いがちです。
占星術を学ぶことは、自分の考え方の偏りを減らしていくことだと思っています。
自分の考え方の偏りを減らしていくために、深く考えることをやめて、こういった図形をゆるーく眺めて、見え方が一つじゃないということを知っていくことができるので、本当にはまってしまっているわけです。
私は【3年ルール】が正しいと思っていたけれど、これはらか【3秒ルール】というのも視野に入れていこうかな、と、思っています(#^^#)
綿棒多面体づくりに使うものたち
ペーパーセメント
セメダイン木工用ボンド
ベビー綿棒
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