オンラインで綿棒多面体つくりにチャレンジ!

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どうしてオンラインですることになったのか。。。

ブログでも時々紹介していますが、私は綿棒で多面体を作ることが好きです(#^^#)

例えば、こんな感じでクリスマスのオーナメントも綿棒で作りました。

星の種

いつかは綿棒多面体のワークショップをしたいと思っていたのですが、その「いつか」は突然やってきました。
しかも、まさかのオンライン形式で。。。

2回にわけて書いた、「ピンクとブルーのカップワーク」をしていたときのことです。
ピンクのカップとブルーのカップを食器棚から取り出すと、2つのカップは溶けて1つになり、前後左右に平らに広がっていきました。正方形のような形で広がったかと思うと、突然真ん中が隆起して、上下に伸びたのです。
「うわっ!」と思ったと同時に、「正八面体だ!」と、思いました。それと同時に、この綿棒多面体が頭に思い浮かびました。

正八面体を内包する立方体

あぁ、これはきっと、夢サークルのみなさんと一緒にこの多面体を作れってことなんだな。と、いうことで、お話会1週間前にメンバーさんに連絡すると、みなさんちゃちゃっとペーパーセメントとベビー綿棒を用意してくださいました。

何の目的で、急に綿棒で多面体を作るなんて言い出したのかもわからないのに、画面の向こうでは準備のできたメンバーさんが待機してくださってて、なんだか嬉しかったです(#^^#)

ウォーミングアップでマカバづくり


必要な本数の綿棒にペーパーセメントを付けていきます。

今回は36本使いました。

画面の向こうでペーパーセメントと格闘するメンバーさんたち


ペーパーセメントを付けた綿棒がどのようなくっつき方をするのかを確かめるためにも、三角形や四角形をつくってみます。
この時に、四角形が意外と頼りないというか、カチっと固定されないことを確かめます。
平面である四角形は平行四辺形になったりして角度がきちっと決まらないのですが、ここにピラミッドをつくる要領で4本の綿棒をつなぎ、逆方向にも同じようにピラミッドを立てると正八面体になり、ここで平面の四角形はやっと固定されます。

正八面体

ここで、ふと「マカバはここから作れるんですよ~!」と、言ったらみなさん
「作りたい!!!」と、即反応が返ってきましたので、ウォーミングアップにマカバづくり!
しかし、ここでオンラインでの説明は激ムズ!ということがわかります。
「こっちの方向に。。。」
「右側の三角に。。。」
「前に向かって。。。」
当たり前ですが、どれも通じない。。。トホホ。。。
しかし、諦めるわけにはいかないので、メンバーさんの協力のもと、なんとか説明できたので、みなさんちゃんと作り上げることができました!素晴らしい!
この時は、白色綿棒でマカバを作りましたが、マカバとは2つの正四面体が重なったものだということを視覚的に捉えられるように、ピンクとブルーで色付けして作ってみましょうという宿題を出しました。

ピンクとブルーの正四面体が組み合わさったマカバ

写真で見るとなかなかイメージしにくいのですが、ピンクとブルーの正四面体(三角形に見える立体)が組み合わさっているのがわかるでしょうか。
これを手に入れると宇宙意識で恒星に飛べると言われています(#^^#)

さて、マカバでひと通りのウォーミングアップをしたら、いよいよ目的の立体をつくります。
まずは、綿棒を12本使って立方体(正六面体)を作ります。
この立方体も、ただ12本の線(綿棒)で作っただけでは全く安定しません。
これね、初めて綿棒で立方体を作った人はほとんどみんな驚きます。
箱の形って安定していて崩れないと思ってるじゃないですか。
でも点と線だけで形作ると、めちゃくちゃ不安定なんですね。
このことを実感してもらいます。

立方体と「時の種」をつくります。


次に、この立方体(正六面体)の6つの面それぞれに内側にピラミッドを立てていきます。
これね、この文章だけ見ると、とっても簡単そうに聞こえるでしょ?
実際にやると、泣きそうになります(笑)できなくて(≧▽≦)

まぁ、まず、綿棒の太さという物質的な問題もあるにはあるんですが。。。

1番簡単な方法は、対になる面にピラミッドを立てていく方法です。
しかし。。。
1つ目のセットが終わり、2つ目のセットが終わり、3つ目のセットに入ると。。。。
なんと、どの面にピラミッドを立てようとしていたのか、まるっきり見失ってしまうのです。

「Minakoさーん!わかんないっ!!!」
「Minakoさーん!どこに通すの???」
「えぇええええぇぇぇ~~~~~(´;ω;`)ウゥゥ」

もう一度外して1から作り直してみたり。。。
強引にくっつけてみたり。。。。

でも、これもなんとか出来上がりました!感動!

出来上がった立方体を見せるメンバーさんたち
なぜか、1人はフラワーアレンジメント(≧▽≦)

こうして、やっと作り上げた立方体。
「はい、じゃぁ、外側の12本で作った立方体の枠を外して、中身だけにしてください!」
「え~~~~!外すんですか!せっかく作ったのに!」
と、抵抗するメンバーさんもいらっしゃったけれど、
「外したら、面白いことになるから!」
と、枠外し。


すると。。。。

多面体「時の種」

こんな状態で取り出すことができまして。。。
実は、これ、動くんです!

こちらは、小野満麿さんのYouTube。
私はうまく動画を撮れなかったので、こちらを見てね。
ちなみに、私は綿棒多面体の作り方やらモロモロいろんなことを、小野さんと、セクションSさんに教えてもらっております。

メンバーさんたちも、この動く「時の種」を実際に動かしてみて、ものすごく楽しんでくださいました。
ほんと、不思議なんですよね。

以前、松村潔先生が、「時間(物語)は立体が展開することで生まれる」と、おっしゃってました。
それってこういうことじゃない?と、思える瞬間です。


この「時の種」、小野さんのYouTubeの最後らへんにも出てくるのですが、星型八面体(マカバ)にもなるんです。
立方体と正八面体の面点変換をする途中のかたちがマカバになる。。。
そして、そのマカバを手に入れたら、宇宙意識で恒星に旅することができる。
立方体って、正八面体って、いったい何なんでしょうね(#^^#)

後日、小野さんとセクションSさんにお会いする時間があり、セクションSさんに
「オンラインで多面体づくりやったんですよ~!」
と、報告すると、
「あれ、めちゃっくっちゃ難しいでしょ?!私、諦めましたもん(≧▽≦)」
と。。。
やはり、だいぶ難易度高いことやってたみたいです( ̄▽ ̄;)
セクションSさんいわく、作り手さん(私から見て画面の向こうがわに居るメンバーさんたち)の空間把握能力が高くないと無理なんですって。。。
そっかー、メンバーさんたち、夢を見るトレーニングを1年以上続けてきて、それ以上にもいろいろ知識増やしたり、経験したりしたのできっと空間把握能力も高くなっているんだわ~!と。

まとめ


で、綿棒多面体を作ることを楽しんだわけですけれど、これも元をたどれば、ピンクとブルーのカップワークから派生したワークのようなものです。

ピンクとブルーを統合するところから、立方体(正六面体)という6つの面と8つの点を統合する話にまで発展したわけです。(ま、統合しちゃったら、この世界からいなくなっちゃうんですけれどね。)

これは、人間にとってとても大切な概念で、この6つの面、8つの点の均衡を図ることは人生における大きな課題だと言えます。

松村潔先生も、この6つの面をユングの6つのアーキタイプを使って説明されていたり、8つの点を自我を置く恒星をどうするかという話に繋げて説明されています。

今後、夢サークルではこの立方体の均衡についての話も出しつつ、恒星への旅を楽しめるようにやっていきたいと思います。

私も、まだまだ勉強したり研究したりすることが満載ですので、多くの先輩たちに教えていただきながら少しづつでも進んで行きたいと思っております!


今日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

本日のブログでご紹介したもの、参考図書

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