12月の星の動きと心の動き

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あっという間に12月になってしまいましたね!
11月はどこいった?って感じのミナコです。

11月から大根の収穫が本格的に始まったので、朝から晩までぎゅうぎゅう詰のスケジュールで動いております!

そんな中でも、タロットカードを引いたり、夢見の意図をしたり、講座の準備をしたりすることで、自分の時間を持って緩急のメリハリを付けながら過ごせたのではないかと思います。

皆さんはいかがでしたか?

11月前半は色々と考え込んだり、内面と深く向き合ったりして気持ち重い感情が出ていた人もいるかも知れませんが、11月後半の太陽が射手座に入った頃から、ドッカーンと何か始めずにはいられない気持ちが膨らんで、スタートしている人もいるのではないでしょうか。

その勢いがどこへ行くのか行かないのか、12月の星の動きと心の動き、いってみましょう!

目次

水星が射手座から山羊座へ月と冥王星がオポジション

12月1日

水星が射手座から山羊座へと移動することで、知的好奇心の盛り上がりは若干落ち着きを取り戻したかのように思えたかも知れません。
11月には「あれもこれもどこから手をつけたら良いものか。」と、なっていた好奇心が着地点を見つけ始めました。
しかし、表現したい気持ちや、実現していくエネルギーはまだまだ冒険心に溢れていて「こちらでいいんだろうか、いいんだろうな。。。」とうっすらと感じながらソワソワと物事を前に進めるべく動いているようなところです。

月と冥王星がオポジションになっていて、感情的にはイライラしてしまった人もいるかも知れません。
11月29日から12月2日くらいまで、私自身はやたらと交通事故を目にしていました。近所でほぼ毎日交通事故があって、気持ち悪いなー、と、思っておりましたが、自動車だけでなく人と人との心の交通事故も起こっていたようなところがあります。
月と冥王星の接触は、表面的には辛い悲しいこともありますが、深いところの視点から見ると、最終的には癒しにつながることも多いです。
その経験が、どうして今起こったのか、少し思いを巡らしてみるのも良いかも知れませんね。

金星が天秤座から蠍座へ

12月5日

愛の女神アフロディテを想起させる金星が、天秤座から蠍座へ移動するということは、あなたを取り巻く愛情問題、人間関係の問題が、軽いものから深いものへと変容していくことを示します。
不特定多数の人たちと、気の向くままに交流していたところから、特定の人との深い関わりに変わっていきます。
社会的な表現としては、自分自身の向かう方向にガンガンと進んで行くのですが、「特定の人との深い関わり」特に、愛や情緒的な面においては表に見えないところで内面的な変容が必要となってきます。
金星は12月30日までは蠍座に滞在しますから、1ヶ月かけてしっかりと向き合っておきたいところです。
今、思い浮かぶ「特定の人(たち)」はいますか?
パートナーとは限りません。大切なグループの仲間という人もいるかも知れませんね。

海王星が順行へ

12月6日

7月1日から逆行を始めていた海王星が、順行へと戻ります。
6日前後は「留」という期間が数日あり、この期間は海王星の影響が強く反映されると考えることもあります。
海王星はその支配性を務める魚座の24度台、サビアン度数では25度での「留」となります。
魚座の25度のサビアンシンボルは「聖職の浄化」です。見えないものに対しての浄化力が働き、人の純粋な精神の結晶化につながっていく場面です。
海王星は11月半ばにはこの度数にやってきています。この時期からなんとなく「手放し」が必要だと感じている人は多かったように思っています。
私自身の個人的な経験で言うと、この頃に「蠍座を感じて理解する」講座でこんまりこと近藤まりえさんを取り上げて、さらにこんまりさんの本を買い、仕事場の模様替えついでに不要な本や書類を処分したのは偶然ではないでしょう。

この「聖職の浄化」は、本当に必要なもの、次の次元の世界へと持っていけるものだけを残していく作業になります。
12月25日くらいまでは海王星はこの度数に滞在しますので、大掛かりな手放しに踏み切る人も少なくないと思います。

射手座新月

12月13日08:32

射手座20度台、サビアン度数では21度「借りた眼鏡をかけている子供と犬」というところで新月です。

射手座らしさのピークを迎えるところでの新月です。知識を得たい、教養を得たいという気持ちが高まり、少々無理をしてでも今の自分を超えていくようなレベルでのチャレンジを試みるようなところです。
この新月では、火星も近くにあり、同じハウス内にいますので「無理をしてでも」というところはかなりあり得ると思います。
むしろ、無理したい。
この新月は東京では11ハウスで起こります。
未来への期待と希望が高まるが故の行動力と言えそうです。
今後の自分自身の未来を見据えたヴィジョンを明確にして、少々無理だと思えるような計画を立てて進むと決めても良いでしょう。
先に述べた、海王星の影響も受けますから、その計画に不必要なものはどんどんと削ぎ落とされていくことになります。
それは、未来の自分になるためには捨てなければならないノイズであると認識して、新しいチャンネルに意識を合わせられるように現時点で手放せるものは手放していきましょう。
金星の人間関係のレッスンも、自分自身が社会的な立場をどう取るかということにおいて、結論らしきものが見えてきます。
未来の自分が深くつながる人たちの姿が明確になってくる人もいるでしょう。
周囲を見回してみると、深く繋がりたい人がこんなにも大勢いたのかと驚く人もいるはずです。これまで構築してきた人間関係が素晴らしいものだったと再確認する人もいるでしょう。
このタイミングで水星の逆行も始まります。山羊座での逆行で12月23日に射手座に戻り、新年1月2日には順行に入ります。
物質的、現実的な面でのコミュニケーションや伝達方法、意思疎通のやり方を見直しておきましょう。あなたはすべてのコミュニケーションツールを使いこなせます。何をどういう場面で使うのかを整理しておきましょう。

蠍座金星と牡牛座天王星のオポジション

12月21日

冬至前日、愛と人間関係を象徴する金星と、天王星が絡みます。
蠍座金星の愛と人間関係のレッスンを内面的にしっかりと推し進めていた人は、ここでハッとする何かに気づくことになりそうです。
「あぁ、そうだったのか!」という閃きにも似た啓示のような何かが降ってくる人もいるかも知れません。
ぼんやりと過ごして見過ごさないようにしておきましょう。

冬至

12月22日

東京では12時27分に太陽が山羊座に入ります。
四季図の4つ目、冬至がやってきます。
冬至については、「冬至図を読む」会で詳しくやりたいと思いますが、先の金星と天王星のオポジションに加え、火星が13日の新月の位置にやってきています。
山羊座の太陽と牡牛座の月がピッタリと120度のトラインに。そして、その月には山羊座の最終度数の冥王星がスクエアで絡みます。

2024年1月21日には冥王星は水瓶座へと進みます。これは2023年に引き続き2回目の水瓶座入りです。3回目は2024年11月20日になりますが、今、冥王星は山羊座の最後と水瓶座の最初を行ったり来たりしています。

どのサインもその切り替わりは激しい落差を体験するのですが、山羊座と水瓶座のサインの落差というものはかなり激しくて、既存の体制や概念をことごとく「無意味なもの」としていく傾向があります。本当は、無意味なわけではないのですが、過去に作ってきたものにしがみついていては、新しい世の中は開けないという考え方のもとに、大きな組織や信念体系を「意味のないもの」として扱う部分があるんです。
人は、安定したものをよしとする心理的傾向がありますが、この安定思考を超えていくところに水瓶座の強さと実行するにあたって変化を目の当たりにした時の怖さがあります。

先の海王星の順行のところにも書きましたが、物質的なものの手放しは水瓶座サインの得意とするところです。
必要なものは、いつでも取り出せるから、持っている必要もないでしょう。それを、もっと必要としている人のところに回しましょう。というのが水瓶座サインの特徴です。
手放しと同時に分かち合うこともやってしまいます。
ものがなければ不安、お金がなければ不安という心理を超えていくのが水瓶座サインです。

一方、ものやお金で安心感を得ることができるのが、土のエレメントのサインである牡牛座、乙女座、山羊座です。
この冬至では、山羊座の太陽と牡牛座の月が120度で手を結びます。
まるで、これからやってくる手放しの時代、溜め込まないことが美徳とされる時代に、私たち(太陽と月)はいつまでも一緒だよ。と手を繋いでいるかのようです。
これからやってくる時代は、肩書きも社会的立場も通用しない時代かも知れません。ある意味では、何を目指して進んでいくと良いのかすら人それぞれとなり、不安定な世の中と感じる人も多くなるでしょう。
人は、安定の中で暮らしていると、それなりの不満を持ち、不満を解消するために何か劇的な変化が起こることを期待し、いざ、変化の波に飲まれるとなると恐怖を感じるようになります。
そうならないためにも、物質的にも現実的にも、今必要であると手元に残しているものは、しっかりと持っておく。これは、実際的な現物ではなく、「あるということを知っていること」かも知れません。
ここのところの意識の確立が意識レベルだけでなく、肉体レベルにも落とし込まれていることが大切なのではないかと感じます。

この辺りは、冬至図を読む会でもう少し詳しくお話ししていきたいと思います。

蟹座満月

12月27日09:33

より大きな広がった意識世界へと入っていく準備が整ったと感じる人も出てくるのではないでしょうか。
蟹座サインって、家族を象徴しますけれど、血縁や婚姻で結ばれる家族ではなく、もっと大きな意味での血を超えた魂レベルでの家族のつながりに目覚めていく人がもっともっと増えていくタイミングの満月となりそうです。
以前、スパイファミリーというアニメが世に出た時に、フォージャー家のように、寄せ集めの即席家族と思えていたものが、本当は様々な目に見えない因果関係で強く結ばれた意識レベルでの家族だったんだというようなことを目の当たりにする人も出てきそうです。
もちろん、今の家族が本当の家族ではないなどということではありません。それと同時に、魂レベルで家族として付き合っていきたい人たちの存在がより明確に見えてくるのではないでしょうか。

金星が射手座入り

12月30日

愛と人間関係の金星が、蠍座サインのレッスンを終えて射手座へと入ります。
ここからは、「愛ある突き放し」のレッスンです。
射手座の突き放しは、蠍座でガッチリとお互いの中に入り込んだ後に行われます。
信頼関係が構築された中での突き放しです。
突き放しと言っても、それはお互いに思いやりを持って、立場をわきまえた上で、お互いの意見をしっかりと言い合える、そんな関係性に進んでいくための突き放しです。
同等の立ち位置にいなければ起こり得ない突き放しです。
ある程度の距離感を保ちながらも、方向性を同じくする人たちとの精神的な旅をしていきます。自分の意見を主張しても、嫌われることはないという学びを得ていきます。

牡牛座木星が順行へ

12月30日

愛と人間関係の金星が、蠍座サインのレッスンを終えて射手座へと入ります。
ここからは、「愛ある突き放し」のレッスンです。
射手座の突き放しは、蠍座でガッチリとお互いの中に入り込んだ後に行われます。
信頼関係が構築された中での突き放しです。
突き放しと言っても、それはお互いに思いやりを持って、立場をわきまえた上で、お互いの意見をしっかりと言い合える、そんな関係性に進んでいくための突き放しです。
同等の立ち位置にいなければ起こり得ない突き放しです。
ある程度の距離感を保ちながらも、方向性を同じくする人たちとの精神的な旅をしていきます。自分の意見を主張しても、嫌われることはないという学びを得ていきます。

牡牛座木星が順行へ

12月31日

9月4日から逆行していた木星が順行へ入ります。
9月から、社会的に自分自身の資質を活かして役立てるためには何を受け入れるべきかを見直してきました。いかがでしたか?
私自身が持っているもので、誰かの役に立つようなこと、再確認できたでしょうか。
この順行をもって、2023年が終わります。新しい年である2024年は、ここで再確認した自分自身の資質をしっかり使って、社会に役立てていきましょう。

まとめ

12月は、手放しを意識しながら、本当に必要なものを物質的にも精神的にも(感情的にも)残していくという、内面との対話がとても必要な1カ月になるのではないでしょうか。

未来のヴィジョンについても思いを巡らさなければなりません。
今のままで良いのか悪いのか、今の全てを否定するのも違います。良いもの、残すものの見極めが必要となるのです。
そのために、金星蠍座の愛と人間関係のレッスンはとても深く意味のあるレッスンとなるでしょう。

来るべき冥王星水瓶座時代(2024年11月から約20年間)に向けて、今後の20年についての未来計画を描いておく最初の一歩としてみると良いのではないでしょうか。

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