貞子アスペクトについて

貞子
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2019年に松村先生の深読みリーディングを受けて。

リングや、らせんの主人公(?)貞子。
映画を見たことがない人でも、貞子のことを知っている人は大勢いるはずです。

なぜ、急に貞子を出してきたかというと。。。
夢舎で夢トレをしていたころに、映画「貞子」が上映されてました。
2019年5月ごろでしたか。。。
そのころは、私は夢舎のみなさまについて行けてなくて、「???」で、夢舎の雰囲気だけを味わっておりました。

その後、松村先生にホロスコープを見ていただいたときのこと。

Minakoさんの場合、金星がポイントとなるんだけど、そこに土星が90度でブレーキをかけている状態ね。
そこに、あとちょっとしたら、金星に対して、トランシット冥王星が90度になる。貞子化するね。
土星のブレーキを冥王星が押し広げようとする。ハンドブレーキをかけてても動いちゃうパジェロみたいなもの。
金星土星の狭まったところに対して、冥王星がむりやり広げる。実生活に対して、そういう体験を必ずする。
これから、絶対に起こるので、どういう感じで起こるのかな。というのを観察してもいたい。

と、お言葉をいただきましてね。。。

え~~~!?あの、話題になっていた貞子アスペクトが私にも!!!???

と、ちょっと嬉しいような、でも、ゾッとするような。。。(笑)
だって、貞子ですもん。

で、貞子アスペクトって???
って、思いますよね。

イメージとしては、女性が幽霊になって井戸から出てくるって感じ?

それが、実生活で起こる???

めっちゃ怖いやん!!!
と、思っていたのです。

その「あとちょっとしたら」が、今のこのタイミング2021年12月だったのです。

で、貞子アスペクトってなんなのよ。

で、貞子アスペクトってなんなのよ。って話ですよね。
これは、松村先生の日記に書いてあります。
kindle化されています。

貞子の生みの親である、「リング」の作者、鈴木光司さんのホロスコープ読みから出てきたものなんです。
鈴木光司さんのホロスコープ。

鈴木光司さんは、4ハウスに獅子座の冥王星をお持ちです。それが12ハウス牡牛座の金星に90度(スクエア)となっています。
この配置を見たときに、松村先生は「井戸の中から恐ろしいものが這い出して来るイメージ」がしっくりきたそうです。

つまりこういうこと。

貞子アスペクト。

金星と冥王星の緊張のアスペクト。
つまり、0度、90度、180度。

リング、らせん、の作家である鈴木光司さんのホロスコープ読みをした松村先生によって名付けられた。

鈴木光司氏のホロスコープに興味を持った先生は、人づてに鈴木氏に出生時間を聞いてもらったそうです。

そうすると、鈴木氏の冥王星は4ハウス。
ここは、ホロスコープの中では底辺にあたります。

この4ハウスを井戸の底とみたてて、そこにある冥王星という外界からの強い影響をもたらす天体が絡みます。未知の恐怖である貞子が這い上がってくるイメージです。
しかも牡牛座と獅子座の固定宮で起こっているので、なかなかどっしりしたものがある。ということ。

なので、純粋な貞子アスペクトというのは、冥王星・金星の固定宮でのスクエアのことですね。



そして、貞子って、結局なんなの?って話ですけれど。
いわゆる呪いのビデオテープに出てきて、それを見た人を呪い殺す。ってことですよね。
つまりは、呪いという恐怖の象徴とみることができるかと思います。
あ、調べてるうちに知ったんですが、ホラーアイコンってあるんですね。
もちろん、貞子もホラーアイコンで、こちらのサイトによると

堂々の第一位です。
つまり【貞子】は、すでにこの世の中に広く受け入れられている象徴ということです。

呪いってなんでしょう。

呪い。

これって、何でしょう。

松村先生はこうおっしゃってました。
【「呪いとは磁力に満ちた保護なのだ」と本に書いたことがあったが、強すぎる感情というのは、それがどういう種類のものであれ、呪いに近いものがある。】

強すぎる感情。

これは、本来、冥王星と月のハードアスペクトによって表されるのではないかと思います。

が、これが金星になると。。。
やはり女性を表すでしょうね。

女性に関わる強すぎる感情。

そして、若い女性ということになれば、【貞子】はまさに当てはまります。

金星は、感受性というか、受け取る感性を示すわけですから、強すぎる感受性と言い換えてもいいかもしれません。

強すぎる女性的な感受性。

鈴木氏は男性なんですよね。

けれど、多分に女性的なものを感知する。しかも、井戸から這い出てくるかのように。。。

先生は、日記の中で、この冥王星が4ハウスにあることから、幼少期の家庭環境について踏み込まれています。

このあたりは、ノエル・ティル占星術の十八番ともいうべきところですが、その分析内容と合致するような視点で書かれていますので、このあたりはぜひkindleを読んでいただきたいな、と思います。

緊張感に安らぎを感じる?

そもそも、松村先生は、鈴木光司さんの原作の映画やテレビを見ていると安らぎを感じるそうです。

その人の感性を表す月や金星がもともと圧迫されてたり、緊張感のあるアスペクトを持っていると、その人にとっては、それが自然体なので、そういう圧迫感や緊張感を感じると「自分に戻った」と、感じる。

と、書かれています。

松村先生は、月と冥王星がオポジションということで、ここに緊張感がありますね。

恐怖小説の緊張感っていうのは普段の感覚と違うものなわけですから、それはやっぱり不快な感覚なんですよね。だけど、それに安心感を感じるって不思議だなぁ。と、そのころの私は思っていました。

あれから2年が経ち。。。

毎晩、意図的に夢を見ることで、恐ろしいものに対しての感覚が変わってきたと思います。

恐ろしいと思っているものは何なのか。それを突き詰めたいとも思いました。

人は、恐ろしい思いをする瞬間というのはクリックアウトといって記憶の断絶を起こすそうです。
私は夢の中でも恐ろしい体験をしそうになると、いつもクリックアウトしてしまって夢の記憶を持ち帰れずにいるのですが、最近はそれがとても良い機能のように思えてきました。

本当に見てしまったら怖いからです(笑)

でも、怖い思いをしそうになる夢を見たときには、意識のとても深いところまで潜ったような感覚があり、肉体が目覚めた後もとても気持ちがスッキリしています。

今回、初めて肉体自我が起きた状態で気絶を体験したわけですが、正直に言って、すごく気持ちよかったです。

ひゅーっと視界が歪んで行って、足元から身体がなくなっていく感覚、ふわっと浮いたと思ったら、自力では立てなくなり、もう身体はコントロールがきかない状態。

意識も保てなくなって、すべてを委ねるしかないと身体を預けると、そこにはしっかりと支えてくれる存在があり、

あぁ、守られてるんだなぁ。

と、いう気持ちが湧きあがりました。

体感とそのときの意識状態の記憶がかすかに残っていて、その記憶をたどると、とても安らぎを感じます。

これって、極度の緊張状態から安らぎへと転る瞬間だったんではないだろうかとすら思ってしまいます。

強すぎる感情を経験したと言える?

「呪いとは磁力に満ちた保護なのだ」 という言葉も掘り下げると相当に面白いと思います。

気絶したあと、息子の足を見てもらうために、娘の膝の問題を最初に見つけてくれた先生のところに行きました。
娘の膝の具合の事後報告も含め、私の気絶の話をすると、先生も看護師さんも

「そうそう!お母さんやお父さんの方が倒れちゃうんですよ~!」

と、嬉しそうに話してくれました。

「自分のことなら大丈夫だけれど、子供のこととなるとダメみたいねぇ。不思議と。。。」

とのことです。

私も、自分ではそれほど感じていなかったけれど、気絶したときに実はものすごく強い感情を爆発させていたのだな、と思いました。

考えてみれば、6月の日蝕後、娘の膝の具合を気にしていたのは、娘が痛い思いをするのが本当にイヤだったから。
なぜかわからないけれど、手術の方がまだマシだと思ってました。麻酔をするから。(それはそれで危険なことなんですけれどね。)

大げさかもしれないけれど、気絶のその瞬間、私にとっては最も恐れていたことが目の前で起こったということなんです。

そして同時に深い安らぎも得たという。。。

なんとも複雑極まりない話ですが、2年前に松村先生に言われていたこと、

Minakoさんの場合、金星がポイントとなるんだけど、そこに土星が90度でブレーキをかけている状態ね。
そこに、あとちょっとしたら、金星に対して、トランシット冥王星が90度になる。貞子化するね。
土星のブレーキを冥王星が押し広げようとする。ハンドブレーキをかけてても動いちゃうパジェロみたいなもの。
金星土星の狭まったところに対して、冥王星がむりやり広げる。実生活に対して、そういう体験を必ずする。
これから、絶対に起こるので、どういう感じで起こるのかな。というのを観察してもいたい。

これだったのかな、と思ったりもします。

金星の感受性を土星が優等生ぶって高まらないように抑えているのがデフォルトだけれど、冥王星の横やりでタガが外れた。感情のコントロールを失った。意識さえも失った(笑)

また松村先生にお手紙を書いてみよう。
「これですかね?」って。

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