2021年12月19日双子座満月

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双子座満月のチャート。。。の前に、月と火星のオポジション。

遅れ遅れになっておりますが、先日の射手座満月のチャートを見ておこうと思います。
何といいますか。。。満月前後にいろんなことが起こっているような気がするのは、私だけではないはずです。
テレビやネットを騒がせるような大きな事件や事故?もいくつか起こっています。満月だから、とか、チャートがそうなっているから、だけではコトは起こらないのですが、そのチャートがトリガーになっていることは、あると思います。
私は、満月の数日前に月と火星がオポジションになる日があったことが、印象に残っています。

トランジットの月は約1か月で12サインを1周しますから、月と火星のオポジションは月に1回起こるアスペクトです。なので、特に取りざたすることもないかもしれませんが、こういう配置の日というのは、人の無意識領域に火が付くというか、普段からなんとなく考えていたり、なんとなく思っている中でとりわけ大胆なことをやってしまうタイミングかもしれません。

大胆さというのは、個人個人によってレベルが違うと思いますし、大胆に行動することで良い方向に向かうこともあれば、とんでもない方向に向かうこともあるのではないかと思います。

天体の配置というのは、それだけで吉凶を判断できるものではありませんから、そのときは起こったことが良いことか悪いことかさえわからないこともあります。

しかし、「どうせわからないから。」といって無意識に任せてしまうのではなく、しっかり意図を持って生きていくことで、うまく天体の配置を利用していけるんじゃないかな、と、思ったりもします。

今回の満月の少し前には、ちょっと危険な天体配置も見て取れたわけですが、では、今回の双子座満月は日本のみなさんにとってどのような意味を持っているのかを見ていきたいと思います。

2021年12月19日双子座満月のチャート。

満月図はこちら、AstroDienstで東京の13時35分のチャートを出しています。

満月は双子座―射手座ライン、2ハウス8ハウスで起こっています。
双子座ー射手座ラインというと、「知識欲」という言葉がクローズアップされるかと思います。
2ー8ハウスということで、自分自身の所有物、相手の所有物、そこからの継承。について意識することが出てくるタイミングかもしれません。

自分が持つ知識、相手が持つ知識、そのやり取り、さらには受け継いでいく知識。と、考えみるとどうでしょうか。

ここに、魚座海王星が90度で絡んできます。少しオーブは広めですが、Tスクエアになります。

海王星が90度で太陽―月に絡むとなると、これは精神世界の分野、心理学、宗教などの心霊的なところでの影響を受けやすい配置と言えそうです。

海王星は人間の集合無意識からの働きかけと考えてみると、一人一人の個人では扱いきれないところからの影響がダダっと流れ込んできやすい時期と言えるのかもしれません。

人は、ときどき自分で考え出したとは思えないようなアイディアをポンと思い浮かべたりすることがあります。
その一瞬の思いつき、ひらめきは、とてもはかないものなのですぐに消え去ってしまうものでもありますが、それを意図的に捕まえて、うまく利用することが得意な人というのもいます。

これは、海王星的な集合無意識からやってきたアイディアを現実的に(地上的に)落とし込むことが上手な人なのだと思いますが、たいていの人はそんな接触があったことすら記憶にないものだと思います。

ただ、「なんとなく、そんな気がするんだよな。」「なんとなく、こっち、って言われてるような気がする。」そういった「なんとなく。。。」を頼りに霧の中を進んで行くような、ゴールがどこかもわからないまま進んで行くような、そんな雰囲気が感じられます。

そして、MCに位置する山羊座金星と冥王星のコンジャンクションも目立ちます。
金星と冥王星に関しては、「貞子アスペクト」ということで、記事を2本ほど書かせてもらっています。

今回の金星と冥王星のコンジャンクションも「貞子アスペクト」と考えてみると、金星の受容力の限界を超えて外のものが持ち込まれるというものですね。
これがMCに位置していますから、社会的立場に関してこういった感覚を持ちやすいと言っても良さそうです。

社会的立場に関して、金星の受容力の限界を超えて外のものが持ち込まれる。。。

さぁ、さぁ、どんなイメージを持ちますか?

日本全体として、どういう方向性に動いて行こうとしているのでしょう。

社会的立場、いわゆる「肩書き」というものが本当に変わってきそうですね。

「先生」という肩書を持っているけれど、全く先生っぽくない。
「警察官」という肩書を持っているけれど、全く警察官っぽくない。
「主婦」という肩書を持っているけれど、全く主婦っぽくない。
「高校生」という肩書を持っているけれど、全く高校生っぽくない。

「監督」という肩書を持っているけれど、全く監督っぽくない監督も誕生してますしね(笑)

ビックボスという新たな「監督」像を実践する人が出てきて、それが世の中に浸透すると、「監督」という肩書きに対するイメージは全く変わります。やっている仕事内容に変わりはないんだけれど、醸し出す雰囲気が全然違うということになっていくのかもしれませんね。

牡牛座天王星と水瓶座土星の90度もなかなかタイトです。
これは、射手座新月の記事で少し触れましたが、
「これは確かに昔から知っているものだけれど、まさかこんな使い方をするとはね!」
ということが起こりやすいと思います。

天王星はアセンダントに乗ってますからね。土星は10ハウスに入っていますし、肩書きと同時に自己像も変わっちゃうぞ。みたいなところがあるかもしれません。

「あれ?日本人って、こんなだったっけ?」

というようなことが起こりやすいかも。

そういえば、NYにお引越しされたプリンセスも、地元メディアのパパラッチ画像を見る限り、「うわー、フツーの子だな。」という印象が大きかったです。

この出来事も、(とりあえずさらっと書きますが)日本人のアイデンティティに深く傷がついた出来事だと思います。その傷を修復するためにわりと必死な意識も出てきている。おそらく傷は簡単にはふさがらないと思います。

こういったことの起こる意味は良し悪しでは判断できないので、傷がついたからと言ってそれが悪いことと決めつける必要はないと思います。

軽く書いておくと、日本人が考えるプリンセスとフツーの子の違いは何なのか。ということでしょうかね。

だんだんと意識されはじめてくる、木星が魚座に入る1年間。

今回の満月は、海王星が90度で満月に絡んでいることが特徴のひとつです。
海王星といえば、魚座の支配星ですね。
12月29日から、木星は魚座に入ります。
木星というのは12年で12サインを1周する天体です。つまり、1年に1つのサインに入っているということで、木星が入っているサインをみて、その1年がどんな年になりやすいかの判断材料にします。
毎年同じ時期にサインを移すわけではないですが、1年というくくりは我々にとってはとても使いやすい単位です。

その1年に1度サインを変える木星が、2021年12月29日に魚座入りすることで2022年は魚座色の濃い1年になることが予想されますが、この木星が魚座に滞在する期間というのは、今回は実質的には約7か月ほどです。
2022年5月11日には木星は牡羊座に入るので、それまでの約5か月弱、逆行して戻ってきたときの、2022年10月28日から12月20日までの2か月弱。案外、短いというか、さっと通り抜けていくようなイメージもありますね。

只今魚座には、魚座の支配星である海王星が位置しています。これだけでも今の世の中は、海王星(魚座)的な影響力は強く出ているわけですが、ここに木星がやってきて、2022年4月12日にはコンジャンクションになります。
ここは、2022年の中のひとつの大きな盛り上がりのときと考えて良いと思います。

魚座、海王星というと「目に見えない世界」「集合無意識」「見えないものに形を与える」などあるかと思いますが、「浄化」というキーワードもよく使われます。

特に感情的な浄化が促される人も多いかもしれません。が、魚座のややこしいところは、水の性質としていろんなものを引っ張ってくる力でもあります。浄化しているつもりが、余計なもの、不必要なものの中にどっぷりとハマってしまっていたというようなこともあり得る話です。

知らないうちに、よくわからない得体のしれないものにハマりきってしまうこともありそうな気がします。

海王星の象徴としては、お酒や薬物、ウィルスなども入っているので、そのあたりもちょっと心に留めておきたいところです。

まとめ

さて、今回もだらだらと長く書きましたけれど、まとめです。

今回の満月、今までとはちょっと違うやり方で、違うところからの情報のやり取りをすることになると思います。
それは、地上的な物質次元にとどまらず、もっと大きな集合無意識の領域からのメッセージも含みます。
私にはそんな情報を掴むことはできないと、閉じてしまわずに、大きな視点、視野からものごとを見るようにしてみましょう。

人と人との関わりは、目の前にひる人に好かれている、好かれていない、だけではなく、もっともっと昔からもっともっと大きなところからの関わりが、今、目の前に現れているだけなんだとわかるようなことが起こってくることと思います。

そのためにも、今まで排除して見ないようにしていたことにもしっかりと目を向けて、ふんわりと状況を観察してみることをはじめましょう。

あなた自身を苦しめてきた固定観念がポロっと取れる体験ができるかもしれませんよ。

今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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